バジルの季節
暑いですが、この季節になるとフレッシュなバジルがわんさか市場にも並びます。最近は、バジルも使う人が多いのか佐世保の街中でも簡単に買う事ができます。緑の色も濃く香りも強いバジルを使うときは、ジェノベーゼにします。
フランスに行った最初の頃、友達になったイタリア人にほぼ、毎夜食べさせられたジェノベーゼ。ちょっとアルデンテを超えるくらいにしっかり茹でたパスタにこのジェノベーゼを絡めて食べるのが最高に美味しいです。オリーブオイルと大量のバジル、松の実を一握りじっくり炒った物、パルメザンチーズとガーリックを1ヶニンニクの芽を抜いてミキサーにかけてペースト状にします。ヨーロッパの気候だと、上からオリーブオイルをしておけば常温でも結構持ちますが、日本の場合、高温多湿ですので、冷蔵庫か野菜庫に保管しておけば好きな時にこのバジルの香りプンプンの美味しいジェノベーゼパスタが食べられます。僕は、賄いでよくこのジェノベーゼを食べるのですが、当時イタリア人とメキシコ人と一緒によく遊んでいて、メキシコ人の友達がハラペーニョを乗せて食べてて試してみて虜になりました。ハラペーニョの塩味と酸味が単調になってきたジェノベーゼの味を一層引き立ててくれます。更にオススメなのが、ツナ缶をプラスするのです。これもジェノバ風の食べ方ではないのでしょうけど、南イタリア出身の友達が、ツナは美味いという話から試して虜になりました。
こんな感じで、本式ではない食べ合わせでしょうけど、現地で、ワイワイしながら覚えたレシピはいっぱいあります。aller joponais!!ジェノベーゼを食べてると当時の状況がよぎります。
なんとも懐かしい味です。